Archive for the '基本設定' Category

sysinstallでFdisk・Labelが失敗する

Posted by: admin at 1 月 30th, 2009

[w]を押しても以下のメッセージが表示されてしまい、更新されない
You've already written out your changes - if you wish to overwrite them, you'll have to restart sysinstall first.
すでに変更が書き込まれています。もしこれを上書きしたい場合は、まずsysinstallを再起動する必要があります。
という事ですので、sysinstallを再起動します。
LiveFS CDからFixitモードで利用している場合には、システムを再起動する必要があります。

アンマウントできない
sysinstallでFdisk・Labelメニューを実行すると、スライス・パーティションを作成するだけで無く、マウントポイントに自動的にマウントされます。
Fixitモードでアンマウントしようとすると以下のようなエラーメッセージが表示される場合があります。
Fixit# umount /mnt
umount: umount of /mnt failed: Device busy
以下を確認してください。
・現在いるディレクトリが、アンマウントしようとしているディレクトリ内でないか?
Fixit# pwd
/mnt
この場合には、他のディレクトリへ移動します。
Fixit# cd /

・アンマウントしようとしているディレクトリ以下に、別のマウントがされていないか?
Fixit# ls /mnt
.snap/  dev/    home/   usr/    var/
この場合には、以下の順でアンマウントします。
Fixit# umount /mnt/var
Fixit# umount /mnt/usr
Fixit# umount /mnt/home
Fixit# umount /mnt/dev
Fixit# umount /mnt

何だか変・・・
以下の手順をおこなってみてください。
  1. sysinstallを終了(LiveFS CDから起動している場合にはFixitモードを起動)して、作成したパーティションがマウントされていたら、全てアンマウントします。
    Fixit# ls /mnt
    .snap/  dev/    home/   usr/    var/
    
    Fixit# cd /
    Fixit# umount /mnt/var
    Fixit# umount /mnt/usr
    Fixit# umount /mnt/home
    Fixit# umount /mnt/dev
    Fixit# umount /mnt
    

  2. スワップパーティションを確認します。
    Fixit# swapinfo
    Device          1K-blocks      Used     Avail Capacity
    /dev/ad0s1b       1048576         0   1048576     0%
    
    デバイス名が表示された場合には、スワップパーティションが使用されている状態ですので停止します。
    Fixit# swapoff /dev/ad0s1b
    
    (下線部分はswapinfoで表示されたデバイス名)

  3. sysinstallを起動(LiveFS CDから起動している場合には再起動)します。

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1 Comment »

パーティション(スライス)の最後につくアルファベットについて

Posted by: admin at 1 月 25th, 2009

a —- ルートパーティション( / )です。起動ディスクのみに作成されます。
b —- スワップパーティションです。
c —- ディスク全体
d —- 汎用
e —- 汎用
f —- 汎用
g —- 汎用
h —- 汎用

具体的には、一般的なIDEハードディスクをプライマリ・マスタに繋いだのであれば、以下のようになります。
ad0s1a — /
ad0s1b — スワップ
ad0s1d — /var
ad0s1e — /usr
ad0s1f — /home

inetdを有効にする

Posted by: admin at 11 月 8th, 2008

FreeBSD 5.0以降のバージョンでは、デフォルトでinetdが無効になっています。
以下の方法で、有効になります。
/etc/rc.conf
inetd_enable="YES"

必要に応じて/etc/inetd.confを書き替えてから再起動します。
# shutdown -r now

FTPで上位ディレクトリを隠す

Posted by: admin at 11 月 3rd, 2008

複数のユーザで利用している場合、これをしないと他のユーザ名やシステムディレクトリを眺められてしまいます。
もっともパーミッションにより、不正アクセス等は出来ませんが、以前借りていたレンタルサーバで他のユーザ一覧が見えた時にはギョッとしました。
/etc/ftpchroot
USERNAME01
USERNAME02
USERNAME03
USERNAME...
USERNAME...
USERNAME...
ユーザ名では無く、グループ名でも可能です。

ネットワーク設定

Posted by: admin at 11 月 3rd, 2008

/etc/rc.conf
# ネットワークアドレスが 192.168.0.0/24 の場合
defaultrouter="192.168.0.1"
hostname="HOSTNAME.DOMAIN.NAME"
ifconfig_em0="inet 192.168.0.2 netmask 255.255.255.0"
ifconfig_em0em0 は機器構成(NIC)によって変わるので、 dmesg 等でお使いのNICを確認してください。

/etc/resolv.conf
domain		DOMAIN.NAME
nameserver	xxx.xxx.xxx.xxx
nameserver	yyy.yyy.yyy.yyy

パスワード変更

Posted by: admin at 10 月 31st, 2008

パスワードを変更したいユーザでログインをして
$ passwd

ユーザ削除

Posted by: admin at 10 月 31st, 2008

# userdel -n USERNAME -r
-r オプションはホームディレクトリごと削除する。
が、なぜかサーバによってはホームディレクトリに public_html 等のディレクトリがあると削除されない場合がある。

ユーザー追加

Posted by: admin at 10 月 31st, 2008

# pw useradd USERNAME -m -h fd
adduserpw で追加すると
/usr/share/skel ディレクトリ内にあるファイルが、ユーザディレクトリにコピーされます。
余計な物は事前に削除しておき、必要なものを追加しておくと、ユーザ追加が非常に簡単になります。

私の環境では vpopmail を使っているので Maildir ディレクトリも削除していますが、環境によってはこのディレクトリを削除してしまうとかなりまずいことになるので(ログインすら出来なくなる)注意が必要。